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英語学習におすすめな1960年代の洋画10選

1960年代の洋画とは

1960年代は、映画の黄金時代とも言われる時代です。この時代には、多くの名作が生まれました。例えば、ミュージカル映画の『サウンド・オブ・ミュージック』や『メリー・ポピンズ』、サスペンス映画の『サイコ』や『鳥』、西部劇映画の『荒野の七人』や『荒野の用心棒』などがあります。

1960年代の洋画は、現代の洋画と比べて、以下の特徴があります。

映像や音響がシンプルである
ストーリーが分かりやすくて感情移入しやすい
登場人物が明確な性格や役割を持っている
会話が多くてリズミカルである
これらの特徴は、英語学習にとっても有利です。なぜなら、

映像や音響がシンプルなので、視覚的なノイズが少なくて集中できる
ストーリーが分かりやすくて感情移入しやすいので、興味を持って見続けられる
登場人物が明確な性格や役割を持っているので、発話者や話題を把握しやすい
会話が多くてリズミカルなので、英語の発音やイントネーションを学べる
という理由です。1960年代の洋画は、英語初心者から中級者まで幅広く楽しめる教材と言えます。


英語学習におすすめな1960年代の洋画10選

それでは、具体的にどんな1960年代の洋画が英語学習におすすめなのか、10作品をピックアップしてご紹介します。各作品には、あらすじとおすすめポイントを添えています。

1. サウンド・オブ・ミュージック (The Sound of Music)

あらすじ:1938年、オーストリア修道院で暮らすマリアは、厳しい規律に馴染めずにいました。そこで修道院長は、彼女に7人の子供を持つ海軍大佐フォン・トラップ家の家庭教師として働くように命じます。マリアは歌や遊びを通して子供たちと仲良くなりますが、ナチスの台頭によって家族は危機に直面します。

おすすめポイント:この映画は、世界中で愛される名曲が満載です。歌詞は簡単で覚えやすく、発音も明瞭です。歌を通して英語を学ぶことで、楽しく効果的に英語力を向上させることができます。また、映画の舞台はオーストリアですが、登場人物はほとんどがアメリカ英語を話します。そのため、アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

2. メリー・ポピンズ (Mary Poppins)

あらすじ:1910年、ロンドン。バンクス家の子供たち、ジェーンとマイケルは、厳格な父親と忙しい母親にかまってもらえずに不満を持っていました。そこに現れたのが、風に乗ってやってきた魔法のナニー、メリー・ポピンズです。彼女は傘を使って空を飛んだり、絵の中に入ったり、不思議な冒険を繰り広げます。

おすすめポイント:この映画も、サウンド・オブ・ミュージックと同様に、素晴らしいミュージカル映画です。歌詞はやや難しい単語も含まれますが、リズム感があって覚えやすいです。特に「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という長い単語は、映画の名場面です。また、この映画ではイギリス英語を聞くことができます。イギリス英語の発音や表現を学ぶことができます。

3. サイコ (Psycho)

あらすじ:1960年、アメリカ。不倫相手と結婚するために、会社の金を横領したマリオンは逃走します。途中で立ち寄ったベイツ・モーテルで、彼女は謎めいた若き経営者ノーマンと出会います。ノーマンは母親と二人暮らしで、母親から過保護にされています。その夜、マリオンはシャワーを浴びているところを何者かに刺殺されます。

おすすめポイント:この映画は、サスペンス映画の傑作として名高いです。ストーリーは複雑ではなく、登場人物も少ないので理解しやすいです。しかし、緊張感や恐怖感は非常に高く、観客を引き込みます。この映画ではアメリカ英語を聞くことができます。アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

4. 鳥 (The Birds)

あらすじ:1963年、アメリカ。美貌の社交界の令嬢メラニーは、弁護士のミッチに一目惚れします。彼の住む田舎町バデガ・ベイに鳥を贈りに行きますが、そこで奇妙な現象に遭遇します。何故か鳥たちが人間に襲いかかるようになります。メラニーはミッチやその家族とともに、鳥たちの恐怖から逃れようとしますが、鳥たちの攻撃はエスカレートしていきます。

おすすめポイント:この映画は、サイコと同じくヒッチコック監督の名作です。鳥たちの襲撃シーンは、当時の技術を駆使して作られており、今見ても迫力があります。この映画ではアメリカ英語を聞くことができます。アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

5. 荒野の七人 (The Magnificent Seven)

あらすじ:1960年、メキシコ。貧しい農民たちは、悪徳な土地主カルベラによって年に二度も収穫物を奪われています。彼らは自分たちの村を守るために、アメリカからガンマンを雇うことにします。しかし、彼らが用意できるのは食事と寝床だけです。それでも村人たちのために戦ってくれるガンマンは、わずか七人だけでした。

おすすめポイント:この映画は、日本の映画『七人の侍』を西部劇にアレンジした作品です。七人のガンマンはそれぞれ個性的なキャラクターで、彼らのやりとりは面白くて楽しめます。この映画ではアメリカ英語を聞くことができます。アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

6. ローマの休日 (Roman Holiday)

あらすじ:1953年、ローマ。ヨーロッパ各国を歴訪中の若き王女アンは、厳しいスケジュールに疲れ果てています。ある夜、密かに宮殿を抜け出した彼女は、記者のジョーに助けられます。ジョーは彼女が王女だと知らずに、ローマ観光に連れ出します。一方、王女の失踪は大騒動になります。

おすすめポイント:この映画は、オードリー・ヘプバーンの初主演作品で、彼女はアカデミー賞を受賞しました。彼女の美しさや魅力はもちろん、ローマの風景や文化も楽しめます。この映画ではアメリカ英語を聞くことができます。アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

7. ベニスに死す (Death in Venice)

あらすじ:1911年、ベニス。有名な作曲家のグスタフは、創作の危機に陥っています。彼はベニスに旅行に来ましたが、そこで美しい少年タッジオに魅了されます。グスタフはタッジオに近づこうとしますが、彼はコレラの流行に巻き込まれてしまいます。

おすすめポイント:この映画は、トーマス・マンの小説を映画化した作品です。美しさと死のテーマを扱った芸術的な映画です。この映画ではイギリス英語を聞くことができます。イギリス英語の発音や表現を学ぶことができます。

8. 007 ドクター・ノオ (Dr. No)

あらすじ:1962年、ジャマイカ。イギリスの秘密諜報員ジェームズ・ボンドは、同僚の殺害事件を調査するために派遣されます。彼は事件の背後に、中国系の悪の組織SPECTREとその首領ドクター・ノオが関わっていることを突き止めます。ドクター・ノオは、アメリカのロケット発射を妨害する計画を進めていました。

おすすめポイント:この映画は、007シリーズの第一作目です。ショーン・コネリーが初めてボンドを演じました。アクションやサスペンスはもちろん、ボンドの魅力や名台詞も堪能できます。この映画ではイギリス英語を聞くことができます。イギリス英語の発音や表現を学ぶことができます。

9. サウンド・オブ・ミュージック (The Sound of Music)

あらすじ:1938年、オーストリア修道院で暮らすマリアは、厳しい規律に馴染めずにいました。そこで修道院長は、彼女に7人の子供を持つ海軍大佐フォン・トラップ家の家庭教師として働くように命じます。マリアは歌や遊びを通して子供たちと仲良くなりますが、ナチスの台頭によって家族は危機に直面します。

おすすめポイント:この映画は、世界中で愛される名曲が満載です。歌詞は簡単で覚えやすく、発音も明瞭です。歌を通して英語を学ぶことで、楽しく効果的に英語力を向上させることができます。また、映画の舞台はオーストリアですが、登場人物はほとんどがアメリカ英語を話します。そのため、アメリカ英語の発音や表現を学ぶことができます。

10. 西部劇映画 (Western Movies)

あらすじ:西部劇映画とは、アメリカの西部開拓時代を舞台にした映画のジャンルです。カウボーイやインディアン、保安官や無法者などが登場し、銃撃戦や馬上の追跡などが展開されます。1960年代には、イタリア製の西部劇映画が流行しました。これらはスパゲッティ・ウエスタンと呼ばれ、クリント・イーストウッドセルジオ・レオーネなどが有名です。

おすすめポイント:西部劇映画は、英語学習にとっても魅力的なジャンルです。なぜなら、

西部劇映画には、英語の基本的な単語や表現が多く出てくる
西部劇映画には、英語の文化や歴史を学ぶことができる
西部劇映画には、英語の発音やアクセントの違いを聞き分けることができる
という理由です。西部劇映画は、アメリカ英語を中心に話されますが、イギリス英語や南部英語なども聞くことができます。また、スパゲッティ・ウエスタンでは、イタリア人が話す英語も聞くことができます。これらの違いを感じ取ることで、英語の多様性を学ぶことができます。

まとめ
以上、英語学習におすすめな1960年代の洋画についてご紹介しました。1960年代の洋画は、シンプルで分かりやすいストーリーと会話が特徴で、英語初心者から中級者まで楽しめる教材と言えます。また、様々なジャンルや発音を聞くことができるので、英語の幅を広げることができます。

ぜひ、この記事を参考にして、1960年代の洋画を見てみてください。英語学習だけでなく、映画の魅力も感じられることでしょう。

それでは、また次回!